Okayama IPv6 Consortium
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岡山県では、「インターネット利用は県民の権利である」との認識のもと、1996年には本格的な高速基幹回線網「岡山情報ハイウェイ」整備に着手するなど、全国に先駆けた先端的な試みを続けてきました。現在では、県内27市町村すべてが光ファイバで岡山情報ハイウェイに接続しています。さらに、多くの市町村が情報ハイウェイへの接続に併せて地域内の学校、公民館、図書館等を結ぶ光ファイバ網の整備を進めた結果、2000を超える公共施設が繋がる全国的にも例をみない高速・強固な公共ネットワークが構築されています。
2004年3月、岡山情報ハイウェイ基幹回線網は地方自治体としては世界で初めてIPv6を導入、併せて地方自治体としては我が国最速となる最大10Gbpsに高速・大容量化され、「岡山情報ハイウェイIPv6」へと進化しました。
 

岡山県では、2004年度以降、調達するネットワークシステムは原則としてIPv6対応とするとともに、市町村やISP等の民間企業に対してもその導入を促しています。
なお、2004年度から全国に先駆けて県の行政ネットワークのデュアルスタック化に取組むとともに、岡山県ホームページもIPv6対応とする準備を進めています。

 

平成25年度事業計画

 
1 事業の推進方向
 次世代インターネット技術であるIPv6を普及促進することによって、生活や経済などあらゆる分野においてネットワークが活用される「ユビキタス社会」の早期実現を図るとともに、国等のIT戦略の方向性や研究開発の動向等を踏まえつつ、岡山県高度情報化推進協議会と連携しながら、地域における経済社会の発展と県民生活の向上に向けた取組を進める。
 
2 普及啓発事業
【1】 会議等の開催
■幹事会
 平成24年度事業報告及び収支決算並びに平成25年度事業計画(案)及び収支予算(案)について審議する。
  開催日:平成25年7月24日
  場所:岡山国際交流センター 7階 多目的ホール

■総会
 幹事会に引き続いて総会を開催し、平成24年度事業報告及び収支決算並びに平成25年度事業計画(案)及び収支予算(案)について審議する。
  開催日:平成25年7月24日
  場所:岡山国際交流センター 2階 国際会議場

【2】 フォーラムの開催
■電波利用促進フォーラム’13.05の開催
  開催日:平成25年5月29日
  場 所:岡山国際交流センター 2階 国際会議場
  講演1:演題「電波有効利用の一層の推進に向けて」
       総務省総合通信基盤局 電波部
           電波政策課長 竹内 芳明 氏
  講演2:演題「ワイヤレスコミュニケーションの現状と課題」
       講師 国立大学法人電気通信大学
           先端ワイヤレスコミュニケーション研究センター
               教授・センター長 山尾 泰 氏

■岡山IPv6推進フォーラム「~IPv6社会を拓く~」の開催
  開催日:平成25年7月24日
  場 所:岡山国際交流センター 2階 国際会議場
  会長講話
  「インターネット型スマートシティに向けて」
      東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授 江﨑 浩 氏
  講演1 :「IPv6の普及・促進に向けて」
       総務省総合通信基盤局電気通信事業部
             データ通信課 課長補佐 佐藤 司 氏
  講演2 :「SDNおよびビッグデータ活用によるネットワークの効率化」
       ジュニパーネットワークス株式会社 技術統括本部
             エンタープライズ技術本部 本部長 長田 篤 氏

【3】 ホームページ等による情報提供
 ホームページ及び電子メール(メーリングリスト)を活用し、コンソーシアム活動、IPv6に関する動向や会員の活動に関する情報を事務局から提供する。

3 調査研究事業
【1】 県庁イントラネットのIPv6導入調査
 岡山県庁内の一部のPCをIPv4/IPv6デュアルスタック方式で庁内LANに接続し、庁内外とのネットワーク接続やシステム利用において問題が生じないか引き続き検証を行う。

【2】 新世代ネットワーク調査検討
■岡山空港における広帯域映像配信 
 前年度から引き続き岡山県高度情報化推進協議会と連携しながら、独立行政法人情報通信研究機構(NICT)との共同研究により、新世代ネットワークの評価を実施する。
JGN-Xから新たに割当られた環境を用いて映像伝送を行い、新世代ネットワークの効果、性能について評価を行う。
<配信映像>
 北海道 北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)
 東京都 大手町周辺
 沖縄県 名護湾
  ※設置場所協力 北海道放送(株)、(独)情報通信研究機構、名護市

【3】 東大グリーンICTプロジェクトへの参加
 「東大グリーンICTプロジェクト」へ参加し、電力使用量のビジュアル化やエコ技術等について研究を行う。
■IPv6デバイスコントロールによる温度管理実験
 継続的に調査検討を行なってきたIP-LEDの成果を用い、温度の高低を色により直感的に認識できるIPv6利活用モデルを構築し、実利用環境に適用し効果測定を行う。色を利用した目視による温度認識は、即時性があることから熱中症対策や農業分野等への活用も期待でき、IPv6の数の優位点を生かせるものと言える。

4 その他
【1】 協議会等への参加
■中国超高速ネットワーク連絡協議会
 中国超高速ネットワーク連絡協議会、中国ICTフォーラム等に参加し、中国5県の関係者の相互連携により、新世代ネットワークの実現に向けたネットワーク技術に関する研究開発を促進する。


【2】 会員活動の支援
 会員が行うIPv6の普及推進活動に対し、岡山県高度情報化推進協議会と連携して、必要な技術支援等を行う。

 

岡山IPv6コンソーシアム役員等名簿
会  長 江﨑 浩(東京大学大学院情報理工学系研究科教授)
副 会 長  小林和真(倉敷芸術科学大学産業科学技術学部経営情報学科教授)
副 会 長 新免國夫(岡山県高度情報化顧問)
副 会 長 真田 政幸(岡山県県民生活部情報政策課長)
監  事  前坂匡紀(一般社団法人システムエンジニアリング岡山会長)
顧  問 村井 純(慶應義塾大学環境情報学部教授)
顧  問 黒瀬 泰平(総務省中国総合通信局長)
事務局長 真木 典邦(株式会社オービス代表取締役社長)


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